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あ〜く雑記 & 編集後記

2023年01月06日

終活アドバイザー

ユーキャンでアンガーマネジメント講座を受けてからというもの毎月のように別講座のDMやメールが届くようになり、これまでは一貫してスルーしてきました。

 目に留まったのが「終活アドバイザー講座」。他人様にアドバイスするなど恐れ多く、そんな気持ちはさらさらありませんが、年金受給を目前に控えて老後や介護のことなど知りたいことは山ほどあり、自分のために学んでみることにしました。

 終活というとどこか後ろ向きのイメージがありましたが実はそうではなく、「残りの人生を悔いのないように自分らしくデザインする」「死後、残された人が困らないように準備する」の二つが大きなテーマです。

 内容は、親族・友人関係の確認に始まり、預貯金・有価証券や不動産の管理、年金、医療保険、介護保険、相続、環境の変化にともなう住いの選択、将来的にお墓をどうするのか、葬儀はどのようにしたいのか、はては死後のパソコンやスマホのデータ処分、ペットの世話をする人の確保まで多岐にわたり、最終的に大切な人に想いを託すエンディングノートにつながっていく流れでした。


 すべてを理解できたとはとても言えませんが、こういうケースの場合にはここに問合せすればいいとか、こういう選択肢があるというのを知ることができたのは収穫でした。

 印象深い記述がありましたのでご紹介させていただきます。

 例えば65歳で退職した人が85歳まで生きた場合、1日(24時間)から睡眠時間等10時間を差し引いて1日の自由時間を14時間として計算すると、85歳までの20年間で自由になる時間は約10万時間。これは会社員が1日8時間働いた場合の、40年間の労働時間と通勤時間を合わせた総時間に相当するのだそうです。

 まさにセカンドライフ、もう1ラウンドあるってことですよね。健康でいることが前提になりますが、やりたいと思っていることをする時間はまだあるんだなと大いに勇気づけられました。
 
by Mr.ケンタッキー 

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