
あ〜く雑記 & 編集後記
2017年12月13日
忘年会シーズン突入ですね。忘年会と言えばカラオケ! 皆さんの十八番はどんな曲ですか?
最近は若い人も昭和歌謡を好むとか・・・。アラ還の私はもちろん昭和歌謡派です。リアルタイムでは私が小学生低学年だった頃に活躍されていた歌手が今とても気になります。いわゆる大人の実力派歌手ですね。AMAZONでCDを購入するのですが、そのラインナップに主人はいつもドン引き! 岸洋子、相良直美、ロスプリモス、尾崎紀世彦。次は西田佐知子あたりをゲットしようかなと(笑)。
昭和歌謡の魅力は歌手の歌唱力もさることながら歌詞 が秀逸なところだと思います。阿久悠さん、なかにし礼さん、もう少し若いところでは中島みゆきさんが凄いなぁと。少し前になりますが、なかにし礼さんと阿久悠さんの関連番組をたて続けに観ました。
なかにし礼さん作詞の「人形の家」は私の年代以上の方にはお馴染みの曲ですね。十八番だと言われ
る方も多そうです。サビのフレーズ、『愛されて、捨てられて、忘れられた部屋の片隅。私はあなたに命を預けた。』 これはずっと男性に振られた女性の悲恋の歌だと思っていました。なかにしさんによると「歌は3分間のドラマ。1%の真実を込めている。」そうで、この歌の主人公は戦後満州に残された日本人、捨てた男性は祖国である日本だったのです。衝撃でした。深いなぁと感じ入った次第です。
阿久悠さんの番組では死後、曲にしなかった詩が5000ほどあったということで、いきものがかりの
水野さんが曲をつけるという内容でした。「愛せよ」というタイトルで人生を迷う若者に贈るストレートな応援歌と私は受け止めましたが、全世代に語っているのかもしれません。『愛せよ愛せ』と何度も何度も言葉を重
ねていてその迫力はなかなかのものでした。水野さんの曲も大変マッチしていて、歌った山本彩さんという子もかなり上手かった。ちょっと鳥肌が立ちました。死後何年も経っているのに阿久悠さんは存在していましたね。
こんな別格な作詞家達が支えていた昭和歌謡ですから、広い世代に今もって支持されるのは当然なんだなと思います。さあ皆さん、今年最後のカラオケで昭和歌謡を思いっきり歌ってくださいな!!
メルマガをご愛読いただきまして誠にありがとうございました。今回が私の最後の編集後記となりました。最後が昭和歌謡かよ?って感じですが(笑)。アーク通信には今後も感じたことやお伝えしたいことを載せていく予定ですので、また読んでやってくださいませ。
by エステおばさん