
あ〜く雑記 & 編集後記
2019年05月01日
3月下旬、シネマイーラで「ホイットニー~オールウェイズ・ラヴ・ユー~ 」を観てきました。シネマイーラはおよそ30年ぶり! 「田町のこのあたりだったはず」と右往左往すること10分(汗)。辿り着いたそこはドリンク売り場もなければ、ポップコーン売り場もない、自動販売機がポツンとあるだけの「ザ・昭和」という感じのレトロな佇まいのままでした。
予告編もほとんどなく、すぐに本編へ。「ボヘミアン・ラプソディ」的な展開を予想していましたがまったく異なり、エンターテイメント的要素はなく、インタビューや関係者の証言、ホームビデオの映像などを通じて「ボディガード」で頂点に上り詰め、そこを境に転落していき、48歳で不慮の死を遂げるまでの事実を忠実に描いているドキュメンタリー作品でした。
そこには目を背けたくなるような現実があり、知らずにいた方がよかったかも・・・と心が重くなりました。支えてあげる存在がたった一人でもいてくれたら、きっと違う人生だったろうに・・・。
でも、劇場のスピーカーから流れるホイットニーの歌声はやはり圧巻、唯一無二の存在という思いを強くしました。久しぶりにじっくり聴いてみようと思います。
by Mr.ケンタッキー